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悲しい朝はひさしぶりにアイマスSSを漁ろうよ、と思って手をのばす先はpixivくらいしか持ちあわせてないんだけど。そこで五年後の話です、みたいな添え書きを見て不思議に思った。五年後っていつのことだろう。いつから五年後なのだろう……って。普通に考えたらそれは十六歳の彼女たちが二十一歳になる時間のことで、当然も当然、不思議に思うほうが不思議なくらいだ。ゲームのあの彼女たちからの五年後ってだけだ。だけどあの世界では、季節が一巡すると時間はそこで尽きるのじゃなかったか。五年後なんてのは想像のつかない世界ではなかったか。（老害らしく言うとアニメだけ見てればそうではないのだろうけれど。）けれど実際五年は経ちうる。その実感に照らしあわせると、むしろ五年後ってのは、二十歳のおれが二十五歳になったような時間のことだ。ただそれだけ。時間はおれの中。