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25話 #nahive2qgpj02j4i

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同僚がヤクザのシノギをそれと知っていながら荒らしたのがバレて2000万円の借金を背負わされることになった。家に踏み込まれたときにおれも一緒にいたせいで、なぜか連帯責任ということにされてしまう。絶望の日々を送っていたところ連絡があってマスクを200万個用意できたらチャラにしてやれるという。何でかというと新しい工場か何かで工員に使わせるためのものが不足しているのだそうだ。最近は中国の買い占めが多くて大量に手に入れることが難しくなっている。いやそうは言われてもあなた方の組織力でなんとかならないものを私たちができるわけないでしょう、と訊いたら彼らは静岡あたりが拠点らしくそれ以外の場所までは手を出せていないらしい。それで計画を練るおれたちであった。

それとは別にサバイバルゲームで勝てば許すという話もあって、そのときは敵が待つ家を攻略しにいくことになった。車で乗り込もうとするも道が大きな池で塞がれていて、やむなく途中から徒歩で行くことになる。車を降りるとすぐそばを走る線路を高速で巡回する列車にも敵が乗っていて戦力の差を見せつけられる。裏口から入るとすでに戦闘は始まっていて、味方の子どもたちが廊下を挟んで敵と撃ち合っていた。おれは丸腰だったので廊下の角に養生テープで留めてあった小銃をバリバリと剥がして使った。自動的に発砲する仕掛けになっていたのだと後で子供に聞いた。吹き抜けから見下ろすと若い男が赤や黄色のビニール紐をひらひらさせた火炎瓶のようなものを構えて投げてきたが、タイミングよく打ち返すことができてそれは敵地で爆発した。本物の火炎瓶ではないので炎は上がらず、ビニール紐やBB弾が飛び散っただけである。こちらが守る側になり戦地を移動する。空き家の中を探り、キッチンが守りに最適であろうと判断した。対面式で、身体を守りながら応戦できるはずである。武器は強力な水鉄砲があったのでこれを使うことにした。なんと言っても安全だからだ。