『英国王のスピーチ』
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起伏や感動が激しいわけでは決してなかったが、見てみてよかった。ラジオ放送の発明により王族は国民のご機嫌とりを強いられるいわばとらわれの身であった時代に、吃音者が王になることの苦悩を描いている。これがイギリス英語版かーと思うような can の発音。史実ベースなんだがチャーチルほか各重要人物の関係が頭に入ってないので惜しい。ラストは世界大戦の布告に際した国民の士気高揚の演説で終わるのだけど、その王を支えた言語療法士の息子たちもこの戦争に狩りだされるのではないかと思うと素直に演説の成功を願うこともできない。