「やっぱり人間ってのは心なのだね、結局のところは」と満足気に言う人を前にソーッスね、と白目をむくしかない俺である。そういう「発見」に浮かれている人間にたいして俺が引く一線のことを想像だにしないだろう。俺は耳をふさぎ妄想力だけを鍛える。
おちつけ……おちつけ……。しかし猛烈に自意識の危機なのであって到底許すことはできない。愚劣な人間を蹴って蹴って蹴って蹴って蹴って骨ごと粉々にしてもなんの動力にもならないただただただただ傷つけられたものも返らず戦場は粉塵だ
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