2013-02-14 舞踏会へ向かう三人のアイドル

アイドルマスター映画化の報は久しぶりに少しばかりイラッとしたニュースだったけれどそれ以上の感情はもうなくなってしまったのかもしれない。アイドルマスターなるものは杏仁豆腐と錦織敦史なのだ、今や、と。テレビのアイドルマスター、ソーシャルゲームのアイドルマスターなんだと。

最近ラブライブは楽しく見ていて、全員がドリルのようになって全体で回転しながら上昇していく雰囲気、各自各様の性格でもって物語に参加する様子は、いいのだけれど！ それでおれの中に何かある、おれの人格に馴染む何かが産まれているような感覚はない。ただただ焦るような何かがある。おれだって PV を見て曲を聴いたことがあると言う程度であるとはいえ、ラブライブを知らなかった人間がこれほどいることに驚きを感じる。それで彼らは先達に申し訳なさを感じないのだろうか？ いやいや、なぜそう感じなければいけないとおれは思いこむのだろうか？　けれどポジショントークはやめてくれよな。

舞踏会へ向かう三人のアイドル。分厚い本を開くときいつもその先に物語が続いている。

いやそういう話じゃないだろうそういう話じゃないだろう（きな臭さを感じる）