2016年をよかったasinで振り返る
今年も精神の貧困な年であった。そもそも記録がしてないんだもの。記録がてら思い出し思い出ししつつ書いてみる。また今年は古本にシフトした年でもあった。貧乏性なので新品が汚しづらいんだよなあ。ブックオフの購入履歴もみないといけないのだった。
炎と茨の王女
- 作者: レイ・カーソン,杉田七重
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2013/12/21
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (7件) を見る
http://25.hatenadiary.com/entry/2016/03/15/233422
三部作の一しか読んでないのだけど。内容は王道の成長譚なわけだが、おれの読書の原点付近にはヤングアダルトファンタジーがあるわけで、それを再確認できたのがよかった……。てか、再確認したくなったんだよな。この手の本は山ほどあるはずだけど、一生であと何冊読めるんだろうか。涙。
夜の写本師
- 作者: 乾石智子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2014/04/12
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
上記と同じ理由で一緒に買って、読んだ。仇を倒すため時間を越えてその手がかりを追い求めるってストーリーは現代的。翻訳ものじゃないので割と新しく2011年だった。話は面白かったが固有名詞がしっくりこないのが難点。
ポプテピピック
ポプテピピック (バンブーコミックス WIN SELECTION)
- 作者: 大川ぶくぶ
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2015/12/07
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (8件) を見る
http://25.hatenadiary.com/entry/2016/02/14/000034
ネットの面白カキコの面白さを4コマに仕立てあげたような面白さ。世代・文化的に対象読者なので楽しめる。
フランス革命―歴史における激薬
- 作者: 遅塚忠躬
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/12/22
- メディア: 新書
- 購入: 17人 クリック: 110回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
http://25.hatenadiary.com/entry/2016/06/13/205908
フランス革命は物語であった。いやまあもうあんまり覚えてないんだけどさ。もう一冊読みたいところ。中高生に向けた語り口が沁みる。自分たちのこの社会がなぜ今の形なのか、スナップショットでなく履歴込みで知るために歴史は学ばれる。歴史のイベントはそのコンテキストである社会構造や力学も含む。
プライベート・ライアン
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
http://25.hatenadiary.com/entry/2016/12/12/101445
摂津幸彦選集
- 作者: 摂津幸彦
- 出版社/メーカー: 邑書林
- 発売日: 2006/10
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログを見る
詩集なんて読み方も知らないので気のむいたときに開いてランダムに読んでいる。
ペルソナ5
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Video Game
- この商品を含むブログ (31件) を見る
生活が忙しいのだとばかり考えていたけどこれのせいというのも多分にあったか……(ここ最近文字の本は生活にまつわるものばかりであるとはいえ)。たまに日記を書いているとおり未クリアでずっとやってるけどダレることなく面白い。自販機やら改札やら高校生やらにゲームの場面がダブって見えるこの世界。PS Vita 欲しいなあ。そしてカオスチャイルドやりたいの。
真のフィギュア(アニメ版)
アイドルマスター 菊地真 1/8スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み完成品フィギュア
- 出版社/メーカー: ファット・カンパニー
- 発売日: 2015/10/24
- メディア: おもちゃ&ホビー
- この商品を含むブログ (7件) を見る
そしてこれ。フィギュアはねんどろいどを除くと(そして初回限定盤についてきたあれらを除くと)初めて買った。今年のはじめに買ったらしいが、半年ほど経ってから自分を労うために開けたのだった。何でだったかな。視線の高さを合わせてデスクに置くとふとしたときに焦点があって良い。がそれも初めだけでやがて風景の一部である。彼女の視界におれは常にないのである。がたまに手にとってさまざまの角度から眺めるのは楽しい。半ズボンの隙間からパンツが覗ける。
いかがでしたか?この調子だと来年はこれまでにも増して読めない覚悟でいないとなあ……。あと2017年最初の一冊を考えてもいなかった失策。石川博品の新作が出てたのなら買っておけばよかった。
■
気づけば今年も何ら感想書いてなくて辛いのう。後半は仕事関係の本を読んでばっかりだったのでさらに辛い……。何でこんなに時間がないのか不思議に思う。ソシャゲも無料マンガも読まなくなってた。それはいいんだけど。おれの精神世界よ……。安定した生活が欲しい。精神と世界の残りである周辺の生活あってのそれら。
■
主人公の脇に立つサブキャラになるってことこそが勝利と安泰でありオタクの夢ですよねー(聲の形を読みつつ)
■
『プライベート・ライアン』つづき。おれの戦争(疑似)体験って、はじめはCoD4で隠れきれていなくて頭をガガガッと撃たれて いると思ったら次の瞬間に視界がぼやけて倒れている、アインシュタインの第四次世界大戦は石と棒で行われるだろうという言葉…… あっけない、これが死か、とゲームながら思ったものだった。すぐにチェックポイントから復活するんだけどさ。それに加えて、サバ ゲーに参加したときのこと。とにかく弾が一つでも当たったら死であるので敵に見つからないことがとても重要になる。360度、気を抜くこともできず、簡単に死ぬ。 そういうわけで戦争には絶対に行きたくないなと思ってたんだけど冒頭シーンで本当にまたそう思わされた。
『プライベート・ライアン』
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
ノルマンディー上陸作戦なのね。冒頭の戦闘シーンが凄まじかった。人がゴミのように死んでいく姿である。ほんとひどい、戦争って! と思いながら見てたけどこちら側が優勢になるといいぞもっとやれ、となるので安いなー。
■
週末何もせずに過ごしたもので月曜日のインターネットを見ると劣等感にさいなまらせる……さいなませられる
■
文章を書くときは厳密性を求める傾向にあるが(マジか?(アニメか?))、仕事は雑だなー。おれ。
『英国王のスピーチ』
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
起伏や感動が激しいわけでは決してなかったが、見てみてよかった。ラジオ放送の発明により王族は国民のご機嫌とりを強いられるいわばとらわれの身であった時代に、吃音者が王になることの苦悩を描いている。これがイギリス英語版かーと思うような can の発音。史実ベースなんだがチャーチルほか各重要人物の関係が頭に入ってないので惜しい。ラストは世界大戦の布告に際した国民の士気高揚の演説で終わるのだけど、その王を支えた言語療法士の息子たちもこの戦争に狩りだされるのではないかと思うと素直に演説の成功を願うこともできない。
『グランド・イリュージョン』
- 発売日: 2014/03/20
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
最近長距離移動がおおく、アマゾンプライムビデオやらで映画を見てる。その中のひとつ。ケータイにダウンロードできるんで便利なんだよね。
あっと驚く結末のようなものを求める安い気持ちで見てしまったけど、その点はそれほどでもなかった。細かいポイントポイントは面白く、冒頭のシーンは素直にスゲェと思った。あとアーサーにメンタリズム? を仕掛けようとするシーン。あそこ良かったわ。
■
高校生を見ると「あっ!これペルソナで見た」となるのなんなのおいおいおいおい
■
少年ジャンプ+アプリをインストールしてあったがデスノートを読みおえてからややルーチン化していたのでいい加減アンインストールした。毎朝ちまちまチェックしてロードを待って……なんてしてるのが時間の無駄に感じたのである。あとマンガボックスアプリも。こちらはエンバンメイズを読んでいた。刻々がまだ連載中だけど、読みたくなったら買えばいいことだった。ジャンプのほうはi・ショウジョっていうエッチなマンガも読んでた。これはセリフのテンポなのかコマの節約なのか、少し特徴があっておもしろい。それはともかく 悪魔のメムメムちゃん が良い。